社長からのメッセージ
早いものでこの仕事に就いて40年目。
たった一人の工事技術者として入社したのに、気付けば創業者の意志を継ぎ、代表者になりました。
仕事の内容が、高所作業と高圧電気を扱うために規律や規則など、安全指導が厳しく、「これは長く務める職ではないな。」とが思っていたので、私を知る人は、同期の中で一番早くやめるだろうと予想されていました。
総合教育センターで1年間座学・実技を学び、実際に現場で電柱に昇ると、身長が高い私は、先輩たちが取り付ける作業足場が体に合わず、自分用の足場を別に取り付けなければなりません。自分の高さに合った取り付け位置がわからず、毎日が苦しかったです。
そんな中、何から何まで気長く教えてくれたのが先輩たちで、着々と仕事をマスターできました。
ですが40年の間、公私ともに様々なことがありました。辞めてしまおうと思ったことも何度もありました。
それが、ここまでこれたのは本当に良き先輩たちに恵まれたから!この今があるのだと思います。
毎日、現場の状況が変わりますが、作業内容はどの現場もほとんど同じです。始めは仕事を覚え、慣れるまでしんどいと思います。が、同じ道を歩いている先輩たちが後輩をバックアップするのです。
阪神大震災の時も、寒い1月に仮電柱を立てて電力の供給を復活させ、これで明るい夜になった、温かい食事ができると、子供からお年寄りまで、現場で感謝された時、胸が熱くなるほど、この仕事の意義を感じました。
私たちは、本当に影の軍団です。目立つことのない技術者です。でも私たちがいなければこの社会は動かない時代になっているのです。
ぜひ、私たちと共に地域の電力の安定で多くの人々の生活を支える仲間になってください。