私たちの仕事を伝えたい
社会を骨太に担っていく人でありたい!
・初めの不安
僕が塩見電気商会に入社したのは、電気工事の仕事について3年目を迎える年でした。
まだまだ未熟で何もできない僕は、新しい職場でうまくやっていけるのかと不安でいっぱいだったことを、今でも鮮明に覚えています。あれから8年、今では不安はどこへ飛んで行ったか、色々な仕事をこなせるようになりました。
・先輩との関わり
入社した頃、朝が早くても、猛暑でも、極寒でも、テキパキと仕事を確実にこなしている先輩方を見て、とても感心し、憧れました。先輩方は、自分の仕事を確実にこなしながら、常に僕に目を配っていてくださり、失敗した時には厳しい言葉で叱られますが、フォローしてくださいました。
現場から帰った後、その日の良かった所、ダメだった所等を、日が暮れるまで細かく丁寧に、僕が納得し理解するまで指導してもらった事には、とても感動しました。
仕事をしているうえで上手くいかない事もたくさんあり、正直もうしんどいなあとあきらめてしまいそうになる時は多々あります。でもその時踏みとどまれるのは、頑張っている先輩たちを、日々目にしているからです。
・誇りが持てるから目標が見定まる
これからも僕は先輩方を目標にすることはもちろん、さらに技術を磨き、新しい知識を吸収し、真のプロになりたいと思っています。そのためには、●自分の体調を管理して休まず出勤すること。●毎日の仕事をミスなくやり続けること、さらに、●自分のことだけでなく、一緒に働く人たちのことも考えて、声掛けや行動ができるように、常に気を配ること。
また会社のことにも目を向けて、日々の売り上げを上げるためにはどのように動けばいいのかを考え、無事故・無災害を徹底すること。
以上のことを胸に、僕は電気屋としてステップアップし、塩見電気商会を担う人材でありたい!そして目立たなくても社会を骨太に担っていく人でありたいと思います。
体で覚えるから、緊急時に動ける!
・入社の理由
私は電気関連の仕事に興味がありました。新聞の求人チラシにこの会社を見つけ、説明を受けに訪問したのが始まりですです。地上での作業を1年経験した後に、総合教育センターに入り1年間、その間、仕事をするために必要ないろいろな資格を取得でき、給料ももらえるということでした。手に職をつけることができ、将来もなくてはならない仕事だから、生活に困ることがないと思い入社を決心しました。また車で通勤ができることも魅力でした。
・苦しかったこと
毎日ずっと現場での作業なので、真夏は想像以上に汗が吹き出すのですが、作業着は1年中長袖・長ズボン、その上学校を卒業してからは、ゴム手袋・ゴム長靴・絶縁上着を装備しての作業になるので、慣れるまでは体力の消耗が激しく体調管理を身につけるのに工夫が必要でした。
・仕事の喜び
この仕事は、頭で考えるというよりは体に覚えさせていく仕事です。最初体が慣れてくるまでは苦しいと思ったこともありましたが、学校で資格や技術を身につけて現場に戻ると、以前とは違う目線で物事が見えるようになっていて、電柱での作業も先輩方に教えてもらいながら仕事をこなしていくうちに、自然と技術が上達していきます。また、現場移動が多いので車で走り回っているうちに、車の運転も自然と上達したように思います。覚えるより慣れろ!とよく聞きますが、やはり技術を習得するには、体で覚えることが大切だと実感です。
予期せぬ災害も増えてきた昨今、日常の生活を取り戻すに当たって、電気は重要なライフラインです。その社会を支える緊急時にも、迅速に動ける自分を誇りに思います。